戦国時代の美意識を現代に再解釈した、ゲームとアートのクリエイティブキャンペーン
About the project
人気スマホゲーム『にゃんこ大戦争』の12周年を記念し、戦国時代をテーマにしたキャンペーン「にゃんこ道」がスタート。武士道に見立てた“にゃんこ道”を軸に、新ステージの挑戦と周年記念を盛り上げるための多角的なプロモーションを展開しました。
私はR/GAのデザインディレクターとして、キャンペーンの重要な要素であるオリジナル屏風のビジュアルコンセプト、デザイン、制作のアートディレクションを担当しました。また、OOHや駅構内ジャック、屋外広告の展開もリードしました。
この屏風は、メトロ駅ジャックや大型屋外広告、さらには戦国時代をモチーフにした2本のTVCMにも展開され、ゲーム内の新ステージ「天下統一への道」のプロモーションビジュアルとして大きな役割を果たしました。既存のファン層だけでなく、新規プレイヤーにも「戦術」と「世界観」の魅力を伝えるきっかけとなりました。
Result
キャンペーンはSNSやメディアで大きな話題となり、アクティブユーザー数は130%、売上は161%増加。リリースから12年間で最高のパフォーマンスを記録しました。伝統と現代を横断するビジュアルと、ゲームの奥深さを伝えるストーリー設計が、幅広い層に響く結果となりました。